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OLしながら妻しながら呑みながら・・・、の日常です。


by minmi-minmi
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きっかけ

私たち夫婦は今年の4月で結婚6周年を迎えます。
結婚して何度か、オットとの会話の中で子供について出てきたことはありました。
でも、「もうちょっと2人でもいいよね」とか「今度の旅行が終わってからにしよう」だとかで4年半くらいは子供ができないようにしてきました。

以前は、オットは子供が大好きで、私はどっちかというと好きかな、くらいに思っていました。
それが変わったのは2年前。
妹2に赤ちゃんが生まれてからでした。
甥っ子君のかわいさといったらもうホントに半端じゃなくて、オットも現在2歳になった甥っ子を目に入れても痛くないくらいに可愛がっています。
そんな甥っ子とオットを見ていて私の気持ちも変わってきたのです。
「私の子供をオットがあんな風にかわいがってくれるのを見れたらどんなに幸せだろう?」

そんな風に思うようになって来た所で病気の父にいわれた一言・・・。
妹、甥っ子、私の4人でいたときのことです。
父は甥っ子を愛しそうに見つめながら言いました。
「みんみの子供も見たかったな・・・。」
って。
それまでただの一度も父は私たち夫婦に子供について何か言ってきたことはなかったのに・・・。
結婚して何年も子供を作らない私たちは、祖母や叔父には会う度に「子供はまだか?」と聞かれてきたけど、父も母も子供については何も言わない、そんな親です。
「おまえが幸せであればそれでいい。道をはずれた時だけは手を差し伸べるから。」
小さな頃から一貫してそのように育ててもらってきました。
そんな父が言ったその一言は私にとっては強烈なものでした。

その場では何の言葉も返せず、一人になって号泣しました。
とにかく父に子供を見せてあげたい。
間に合わないかもしれないけど、でも間に合うかもしれない。
この時初めて「両親に孫を抱かせることが今私ができる最大の親孝行だ」と思ったのです。
ひとそれぞれ状況と言うものがあり、何が親孝行であるかは違うと思う。
ただ、今の状況で私にできることは本当に限られているのです。

そしてオットにそれを伝え、その瞬間が私たち夫婦の子作りスタートとなりました。
by minmi-minmi | 2007-03-17 23:43 | 不妊治療